投稿者:平成狐さん
これは1年ぐらい前の話です。
雨の日の夜。
「ポツッポツッ」っと雨音が耳につきます。
眠れない・・・・。
こんなことは珍しいことではありませんでした。
「さー、もう寝よっと」大きな欠伸一つして目をつぶりました。
辺りは静まり返り、時計の時を刻む音だけ聞こえました。
と、その時。
「バンッッバンッッ」と窓をたたく大きな音。
ビクッとして、窓を見ました。
誰も・・・・いない・・・・・?
血が一気になくなったように寒くなりました。
布団をかぶり、目を一生懸命つぶります。
が、じーっとこっちを見ているような視線を感じました。
そして、いつの間にか朝。
「一体なんだったんだろう?」
その時はあまり深刻に考えませんでしたが、
今考えたらゾッとします。