投稿者:こうちゃんさん
それは私が学生で、アパートの1階で一人暮らしをしていたころです。
ハイベットに寝転がり、一人で百物語ができちゃう新耳袋を読んでいました。
百話読んで何かおきちゃ~嫌だな、と途中で止めて寝る事にしました。
・・・うつらうつらとしてきた頃、妙に意識だけが覚醒し、
体はしっかり寝ている状態に。
ベランダの窓が空く感じが。
そして、人が入ってくる気配、しかし、体は動かない・・・。
人の気配は、ハイベットを上がり私の後ろに抱きついてきたのです。
・・・その段階で怖いのだが、さらに、目の前に刃物の気配までも。
ぼんやりと「あ~殺されるな」と思いつつ意識は遠くに。
しばらく、その人は部屋にやってきました。
百物語は百話しなくても“危険”なんでしょうか。