投稿者:rinさん
かなり前ですが私が修学旅行にいったときの恐怖体験です
結構古い旅館で1部屋に3人づつ割り当てられました。
布団を敷いて3人ならんで寝ていたのですが、
ふと会話が聞こえて目が覚めました
目が覚めたといっても目を開けるわけではなく
夢見心地といったほうがいいかもしれません
他の2人が話してるのかなと思い、なんとなく
聞こうとしてたのですが声はしてるんですが
内容はまったくわかりませんでした。
私は仰向けで寝ていたのですが、どうも声は
私の正面(天井)から聞こえているのです。
そーっと薄目を開けてこわごわ見ると天井から
なにか二つ顔のようなものが盛り上がってるのが見えました
その2つの物体はお互い顔を見合わせるようになにか話をしているのです。
しばらく見ているとはっきりと顔とわかる形になってきました。
怖くて怖くて寝ようと思うのですが気になって仕方ありません。
薄目をあけてずっと見てました。
しばらくして会話が途絶えたと思った途端、
その1つがこっちを見据えて言いました。
「ねぇ、あの子、さっきから私達の話聞いてるわよね」
「さっきから私達のこと見てるしね」
この声ははっきりと聞こえました。
そして、2人で笑いながら
「あははは、殺しちゃおうか」
限界でした。どうも私は気を失ったみたいです。
ここからの記憶はまったくありません。
夢だったのかどうかさえわかりません。
朝、隣で寝ていた二人にも聞いてみましたが
まったく知らないと言っていました。
ただ、あの「殺しちゃおうか」という声だけは
今でも耳からはなれません