投稿者:そ~げんさん
前回に引き続きF君の体験した話です。
F君はダムの体験から1ヶ月くらいあとの事です。
ある日夢を見たそうです。
夢の内容とは小学校からの幼なじみのK君を
テレビで見ているような感じだったそうです。
その幼なじみは高校から帰ると落ちこんだ顔をしたまま
自分の部屋に入り遺書のような手紙を
書いたそうです。
書き終わった後、机の鍵がある引き出しに入れ
鍵をかけました。
その後、玄関の右側にあった灯油缶を持ち
自分の家の近くにある竹やぶの中に入りました。
竹やぶに入ると手に持っていた灯油を頭から
かぶり自分の体に火をつけました。
その人が焼身自殺をする夢を見たのです。
苦しみながらもがいていたそうです。
その後、夢の中でF君のお母さんが出てきて
「F君!!K君が死んだって!!しかも焼身自殺をした」
と言われたそうです。
その後、夢は飛びK君のお葬式が終わった所で
目が覚めたそうです。
それから2ヵ月後のある朝、F君はお母さんに叩き起こされ
「F君!!K君が死んだって!!しかも焼身自殺をした」
と夢と同じことを言って起こされたそうです。
F君はお通夜、お葬式に行きそのときに警察も
来ていたそうです。
その警察官が亡くなった内容を話してくれたそうです。
すると、夢で見た灯油缶の場所、時間、自殺した場所も
すべて同じだったそうです。
しかも、葬式の内容まですべて同じだったそうです。
遺書の内容までも、、、
F君はその2年後、また夢を見たそうです。
今度はF君のお母さんの夢でした。
夢の中での朝のことです。
F君は仕事に出る時間にバイクの鍵をなくし、
F君とお父さん、お母さんで鍵を探したそうです。
すぐに鍵を見つけ仕事に行きました。
会社に着き準備をしているときに夢は違うシーンに変わりました。
そのシーンとはお母さんが運転する軽自動車が
トラックに突っ込むシーンです。
そのシーンが終わるとまた元のシーンに戻り
会社で準備を終えトラックに乗り込み出発しました。
仕事現場に行く途中コンビニによりコンビニの中で
会社の人の携帯に事務の子から連絡がありました。
「お母さんが事故に遭って危篤だから早く病院に行って」
と言われたそうです。
病院に着いたときには家族やお母さんの
会社の人などが泣きながら処置室の前にいました。
お父さんが、
「F君すまん、お母さんを助けてあげられなかった」
と言った瞬間目が覚めました。
その夢を見てから半年後、またもやその夢が
現実となったそうです。
それもまったく同じ内容だったそうです。
その話を聞いた僕はF君に
「俺や俺たちの周り人間が死んだときには教えてくれ」
と言っています。。。