投稿者:新日本霊異記さん
先日、自宅二階の自室でゲームを
していた時のことです。
妹は学校、母と祖母は買い物、
父は仕事に出かけており、私一人が家にいました。
当然、留守番役ですから、階下で電話が鳴ったり、
呼び鈴が鳴ったりしたら出て行かなくては
ならないわけでして。
極力、ゲームの音を低くして、普段ならしっかり
閉めておく部屋のドアも開け放しにしてありました。
家人が出払ってから、30分程度が過ぎた頃でした。
みしり・・・・・。
とでも形容するしかないような音が、
階段の方から聞こえました。
もっとも、築25年以上が経過している木造の
我が家では、家鳴りなんてしょっちゅうです。
私は気にもとめませんでした。
その数分後・・・。
何か、妙な気配めいたものを感じ、
開け放したドアの方を見てみたら・・・。
人の頭大の、黒いブラックホールじみた球体が
そこには存在してました。
ちょうど、階段を上がりきる二・三段手前から、
人が顔を覗かせているような位置で、です。
薄気味悪さを覚えたものの、別段何かしてくる風でもないし、
近づいてきそうにもなかったし。
なにより、手元のゲームはラスボス戦。
無視を決め込みました(爆)
ボス戦が終わった後、もう一度見てみたらもう
消えていました。
アレが何だったのか、その前に聞こえた
「みしり」
という音と関係があったのか、そのあたりは不明です。
余談ですが、不吉なことに我が家の階段、
13段なんですよね。