投稿者:優李さん
たかが夢(前)の続きです。
三番目の夢の話です。
今度は私の部活の部長の夢でした。
(今は部活から引退しましたが、私は学生です)
私と部長は仲が良かったので、夢の中で
部長が亡くなった時真っ先に私に死んだことが
伝えられたのでした。
その時の死因なのですが、部長が横断歩道を
渡ろうとしたら信号無視の乗用車が突っ込んできて
部長は跳ね飛ばされ、コンクリートの道路に
頭を強打しそのせいで死んでしまったのです。
この時も私は泣き叫び自分の声で夢から覚めたのです。
こんなことが三度も続いたので、私は自分で
自分が狂ってると思うようになりました。
それほど鮮明な夢だったんです。
あの三人は私に何かした訳ではない。
私はあの三人が死ぬように願っているの?!
私は耐えられなくなり、ご先祖様と神様に祈っていました。
「もうあんな夢をみませんように」と。
するとその晩不思議な夢をみたのです。
夢の中では季節はお盆。
私はうちに来る親戚を迎えるため客間の
準備をしていました。
そこにやってきたのは、半年ほど前に
なくなったはずの叔父でした。
叔父は驚く私に
「ちょっと早く来すぎたかな?」
と笑って言いました。
私はもう会えないとお葬式であれだけ泣いたのに
またこうして会えたことに喜びの涙を流していました。
この夢はたったのこれだけでしたが、
この夢をみた後あの、人が亡くなるゆめをぱったりと
みなくなったのです。あんなに苦しかった心もスッとしました。
たかが夢。
三人が亡くなったのは現実ではないのです。
それだけだと言う人もいるででしょう。
でも私は夢の苦しみから叔父に救ってもらったと
思っているのです。
怖い話でなくてごめんなさい。
乱文失礼いたしました。