佐賀県唐津市高島525
唐津湾を望む唐津城の城下駐車場のそばからフェリーで約10分。
フェリー:片道200円
海上タクシー:片道500円(24時間)
ツアー客もたくさん来ていた。
日本テレビの「笑ってコラえて」で紹介されてから、参拝者が激増したという。
宝くじが当たるご利益は絶大らしい。
確認できた最高当選者は二億五千万円。
神社の方に聞くと宝当神社は高島の守り主、綱吉という人のお墓の上に建てられた神社だという。
野崎隠岐守綱吉(のざきおきのかみつなよし)というらしい。
本堂の奥の縁の下に小さな祠が奉られていた。
おそらくこれが綱吉という人のお墓なのだろう。
戦国時代、大友義鎮公に仕え、草野城を龍造寺氏から守った綱吉は、
草野家の老臣にその勇力を恐れられ、ねたまれてしまう。
綱吉は居場所がないように仕向けられてしまった。
綱吉は仕方なく小舟で高島へわたり、住み始める。
龍造寺氏はその年、草野城を陥落させる。
綱吉が高島に渡って住み始めた頃、高島を海賊三十余人が襲った。
金品を奪い、船を出そうとした海賊を綱吉が重傷を負いながらも倒した。
生き残ったのは五人ほどで、金品を返し命乞いしたので綱吉は諭し、許した。
付近の海賊はこれ以後高島を襲うことはなかった。
綱吉は32歳の若さで病気で亡くなったが、島民は葬を厚くし、祠を建てた。
明治になって「寶當神社(ほうとうじんじゃ)」となった。
元々島おこしのために作られた「宝当袋」が宝くじを入れると
当選するということで有名となり、現在では全国区で有名となった。
(パンフレットより要約)
高島の宝当乃館では宝くじをいれておくと高額当選するといわれている
「宝当袋」の予約を受け付けている。