昭和20年に干害・水害を防ぐために造られた。
心霊的な噂としては人柱が出たとか…
14年に及ぶ難工事なら
犠牲者が出ていても不思議はないですが。
大谷池の歴史を伝える看板。
大谷池
大谷川の上流にあり、周囲を自然林に囲まれた
全国指折りの人造湖。
大谷川は、上流の砂や小石を流したため
下流の川底が次第に高くなり、
いつもは水量が少ないが、大雨となると
たびたび水害を起こしてきた。
また用水は、上下三谷の田に引かれたが、
この地方は瀬戸内気候で雨が少なく炎天が続くと
たちまち水不足となった。
大正13年(1924)南伊予村長武智惣五郎は、
相つぐ水害と干害を永遠に防ごうと
この地の築造を思い立った。
翌年、南伊予村ほか三か町村(郡中村・松前町・
北伊予村)耕地整理組合を設立。
昭和6年(1931)工事を県営にに移し、
以後、幾多の難関を突破、14年かけて
昭和20年3月、ついに完成した。
土手の高さ38メートル、長さ198メートルで
貯水量180万立方メートル、灌漑面積570ヘクタール。
池のほとりには、記念碑と、武智惣五郎の記念碑が建てられた。
この池築造のかげには、この人の不屈の根性と
ゆるぎない実行力が秘められている。
皿嶺連峰県立自然公園にふくまれ、春は桜が
美しく、冬は数千羽のかもがシベリヤから飛んでくる
この楽園に集まる野鳥の種類は80種にも及ぶといわれる。
昭和59年には、この池に添って、えひめ森林公園が
設けられ、昭和61年には谷上山と併せて
朝日新聞の「四国の自然100選」に選定されている。
ポンプ施設?かな。
大谷池に近づいたら大雨降ってきました…。
この後大谷池を離れると雨は止みました。
「来るな」ということだったんでしょうか。
大谷池の石碑がありました。
これが人造湖工事の代表者、
武智惣五郎の記念碑
最も印象深かったのは…
この駐車場のそばに傘が置いてあり、
雨の中猫が休んでました…「傘ネコ」