菅生の滝

菅生の滝 心霊スポット

菅生の滝
菅生の滝
話には聞いていたのですが、水子供養の
お地蔵様が沢山並んでいました・・・。
お参りに来られていた方もたくさんいました。
菅生の滝2
滝壷の方では縄がありました。
よく神社のご神木等に巻いてある縄と同じですね。
菅生の滝の伝説
その昔、香月というところに美しい娘・歌姫がいました。
その歌姫に想いを寄せる熊彦という若者がいました。
熊彦は歌姫を思うあまり、ある日歌を書いて姫の家の庭の梅の木にかけておきました。
「十寸鏡 清き月夜に照る梅を醜わが恥ぢて 手折りかねつつ」
歌を読んだ姫は歌を書いた人がわからぬまま、恋におちてしまいます。
歌姫の家族は歌の主を探しました。
その話はたちまち村に知れわたりました。
そして歌の主と名乗りでた男がいました。
蔦麻呂という男で、金持ちの家の息子でした。
歌姫と蔦麻呂は結婚を誓い合ってしまいます。
これを知った熊彦は滝に身を投げ、死んでしまいます。
その日から歌姫は夢にうなされるようになりました。
滝に向かっている、歌姫・・・、
そして滝から白い大蛇が現れ、姫の体に巻きついて滝つぼに沈んでいく・・・。
姫はどうしてもその滝に行きたくなりましたが、蔦麻呂の家族が止めました。
歌姫はこの夢を毎晩見つづけ、蔦麻呂の家族は思いあまり、古老に相談しました。
古老は「姫は白蛇に見初められたのだろう、滝へ行くことは仕方ないが、
白蛇に歌姫と悟られぬよう、顔に黒い墨を塗っていきなさい」
蔦麻呂の家族はしぶしぶ滝へ行くことを了承しました。
歌姫は侍女と共に山へ分け入りました。
しばらく進むと滝の音が聞こえました。
姫は侍女を待たせ、滝に入ると滝つぼから白い大蛇が現れました。
姫を巻きつけると大蛇は滝つぼへと入っていきました。
滝に近づいた時、その水しぶきで姫の顔に塗った墨は落ちてしまっていたのです。
これ以降この滝を素顔の滝と呼びました。
2014年再び訪れてみました。
菅生の滝3
菅生の滝。
来るまでの道では一組だけ会いました。
菅生の滝4
滝にはしめ縄。
霊場であることがわかります。
菅生の滝5
行くまでの間の道にはおびただしい数の石仏・地蔵が。
菅生の滝6
これだけ並ぶと結構不気味に感じますね。
菅生の滝7
ここは水子供養とも言われているので
地蔵がたくさんあるのだとも。
菅生の滝8
ちょっと不動明王像がかわいい感じですね。

怖い話「菅生の滝

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