屋敷サカエ氏レポート
大戦中、連行した朝鮮人を強制労働させて造ったトンネル。
多くの人が亡くなっています。ただし、この場所に行くには、
狭い国道の廃道を通らなければ行けない為、大変な危険を伴う…
岐阜県八百津町
大戦中、朝鮮から強制連行してきた人々によって造られたトンネル。
死体を壁に塗りこんだとの話しも…昔は「朝鮮トンネル」と呼ばれていたとか。
国道418号線沿いに存在するが、丸山ダム嵩上げの影響で
国道共々水没予定。
☆東海部隊第2弾 じゃんたいら様、屋敷サカヱ
二股隧道
車の往来がほとんどない国道418号線。
落石がゴロゴロしている道を進むと
「二股トンネル」が口を開けています。
プレートです!左側には昭和31年5月竣工の文字が?
「朝鮮トンネル」にブロックを補強したのが
この「二股トンネル」とも言われています。
準備をして早速徒歩で中へ!!
吹き抜ける風が強いので、後ろから押されている様な感じ…
壁面には落書きがありましたが、薄らと埃が積もっている
状況から以前に描かれたモノらしい。
しばらく歩いて前方に違和感…
奥に行きたくないな~と思い始めていると、
じゃんたいら様より
「車で出口まで行きましょうか?」
…助け舟♪
この時、じゃんたいら様も嫌な感じを受けていたそうです。
車をゆっくり走らせ、反対側に到着。
中央付近に広い空間があったのが不思議…
トンネル横に噂の洞穴を確認。
椅子が置いてあり、誰かが住んでいる様子。
近付いて中を撮影。
椅子には埃が積もり、住人はしばらく戻っていない模様。
さらに奥に侵入。壁を見ると人為的に掘られた跡が…
防空壕の跡では?との話がありますが、
こんな崩れ易い岩盤に造ってもネ~
さらにさらに奥にはオレンジ色のビニールシート。
その先が気になったのですが、
いつ崩れるか判らない恐怖もあったので撤収。
情報では、随道の中が二股に分かれていて
もう一方の方が本物の「朝鮮トンネル」とされる説や
国道が二手に分かれていて、その奥が閉鎖されている
「朝鮮トンネル」だとする説があります。
今回の探索では判明できませんでした。
しかし雰囲気は今までで一番のトンネルです。
よい場所なのですが、水没するのが悔やまれます。
「NeoNATS」
岐阜県心霊スポット