薩摩半島の最南端、長崎鼻から開聞岳を望む。
通称薩摩富士といわれるだけあってスマートな山である。
一応は休火山だが、最近噴煙(正確には水蒸気らしいのですが)
があがり噂になった。
この山の麓、写真でいえば山の右下あたりに”開聞トンネル”はある。
(2000年ごろ編集)
今回はとりあえず図のようなルート(いい加減な図解で申し訳ない(汗))
で開聞トンネルを通った。
開聞岳を周回する道を東側(ゴルフ場側)から入ったほうが
国道から近いですけど分かりづらいかも?
西側から入れば1本道なので迷うことはないでしょう。
道幅が狭くなり、ゆるいコーナーを曲がると突然姿を現した小さなトンネル。
これが噂の開聞トンネルか?確かに、なぜか地図には示されてない。
中に入ると、天井が高く道幅が狭い。
普通車1台がなんとか通れる程度だ。対向車が来たらちょっと面倒な事になる。
照明がない代わりに天窓のようなものがうっすらとトンネル内を照らす。
車の通るトンネルというより、大きな下水管の中を探検するみたいな感じだ。
もしくは地下牢を彷彿とさせる。
陽の光にほっとする。
結構長かった……と思ったらまだ終わっていなかった。
どういう構造になっているのか、途中数メートルだけ写真のような感じになっていて、
再びトンネルが続いていた。これまた珍しい。
想像以上に長いトンネル。しかも左右上下にクネクネ曲がっている。
正直言って霊の噂がなくても怖い。ゆっくり慎重に運転しながら先へ進む。
先がコーナーになっていて見えないので永遠に続くのではないかと錯覚してしまう。
トンネル内に申し訳程度に離合退避場所があった。
(この写真は運転しながら適当にシャッターを切ったので多少ぶれてしまっている)
やっと出口が見えてきた。とにかく狭い。すごい圧迫感を感じる。
私には霊感がないので、果たしてここが凄いところなのかは分からなかった。
●怖いというのと、ご覧の通り道が狭く、
対向車や後続車が来る可能性もあったので急いで撮影しました。
あまりいい写真ではありませんが参考にしてもらえると幸いです。
●ちなみにコレは一人で通りました(汗)
今考えるとちょっと無謀だったかなと思います。
●自信はないのですが、私はなんとなく壁のしみが人の形に見えたりする
気が少しするのですが、どうでしょうか?
●なにかありましたらメールでご連絡頂けると幸いです。
【撮影、編集】 なぎぽん[HP]
2014年、筆者も行ってみました。
開聞岳。
てっぺんの方に雲がかかっています。
なぎぽんさんとは逆ルートで。
意外にあっさりありました。
ナビにはトンネルとして認識されていませんでした。
トンネル目の前。
日差しがまぶしい…
中は想像以上に暗い。
トンネル上部に何か所も穴がありそこから採光。
ということは夜は真っ暗…。
採光口
上は森なんでしょうか?ゴルフ場かな?
さすがは…という感じで雰囲気たっぷりでした。
対向車が来ると大変困りますね…