かくれ念仏
十四人淵
道路を挟んで看板の目の前には川が流れています。
十四人淵(じゅうよったりぶち)
通称「大曲り(の淵)」と呼ばれるこの淵は、
十四人淵とも呼ばれます。
今から約300年ほど前の貞享4年(西暦1687年)8月1日、
細紐で互いの体を結びあわせた男女14人の死体が
この淵に浮上しました。
役人が調べたところ、対岸で盃をとりかわし、
14本の杉苗を植えて入水したということがわかりました。
江戸時代の人吉藩では一向宗の信仰を禁止し、
信者を厳しく取り締まっていました。この14人は
役人に信者であることが知られたので、生きて
地獄を味わうより死を選んだと伝えられています。
その後地域の人々は、この淵を十四人淵と呼んで
犠牲者の冥福を祈りました。
じゅうよったりぶちと読むんですね…
道路には車がたまーに通るくらいの場所です。
おそらくは釣り人かな?
今はそのような事があった事もわからないような
清流ですね。