廃病院O
経営者が二転三転し、廃業した。
中に赤ん坊のホルマリン漬けが残されていたという噂だった。
住宅地の真ん中にあるその廃病院はなんともいえない
異空間である。
看板には二つの名前があり、途中で経営者が代わったことをうかがわせる。
さて、赤ん坊のホルマリン漬けであるが実際にあったのか?
実は赤ん坊ではないが臓器の一部と思われるホルマリン漬けが実際残っていたのだという。
肝試しに来た若者が持ち出そうとしたところ、警察に見つかって押収されたという。
(地元の人談)
長崎県某所にあるという廃病院
消化器系を扱う個人病院だった。
手術室には胎児のホルマリン漬けがあったとか・・・・。
私は18才で、O病院の近くに住んでいます。
いろいろ噂があるみたいですが、本当のことをお話します。
まず、「ホルマリン漬け」ですが、本当にあります。
ちょうど2年前まではそこにありました。
私も見ました。
私が見たものは、茶色っぽいちっちゃな赤ちゃんが入っていました。
私がみたあと数日後、友達の弟が病院に忍び込んで
ホルマリン漬けを持ち去ったところ、
警察に見つかり没収されました。
なので、今は警察署のほうにあると思います。
次に、病院がつぶれた理由です。
この話はこっちではみんな知っているんですが、
院長が手術を失敗して母子を死なせたのです。
その母親の霊が院長を自殺させ、病院はつぶれたそうです。
怖い話「O病院」