西海橋
1955年完成
国道202号線
ここは有名な自殺の名所である。
昭和40~50年代は長崎県屈指の自殺の名所でした。
この橋の下は大瀬戸からと大村湾からの潮の流れが合流し大渦が巻いていて、
飛び込んだら最後、遺体があがらない事が多い。
昭和50年後半にいまの「自殺防止柵」ができ、それ以来自殺者は激減。
今はハウステンボスの影響もありすっかり明るい環境である。
今でも自殺者はでているようです
自殺防止ネット
これが自殺者供養のお地蔵様といわれている。
西海橋は番組内で名前こそ伏せたが
奇跡体験アンビリバボーで特集されている。
2015年再び訪問しました。
西海橋自体には特に大きな変化はないようでした。
この場所から見ると西海橋の下の海の
流れの激しさがわかりますね。
西海橋のそばのトイレに
このようなポスターが貼ってました。
「多重債務の相談窓口
多重債務で悩んでいませんか?
きちんとした手続きをとれば、多重債務は
必ず解決できます。」
つまり…借金を苦に自殺という方が多いということでしょうか。
西海橋の隣には青い橋、新西海橋(第二西海橋)が
架かってました。
そして例の西海橋近くの自殺者供養のための地蔵尊。
為有縁無縁各霊菩提也
昭和35年吉祥縁日建之
有縁、無縁…やはり自殺者を供養したと思われます。
昭和35年というと西海橋完成から5年後です。
すでにその頃から自殺者が出ていたということでしょうか。
●今はあるかどうか知りませんが、橋の真下の
いけす料理屋さんがよく人命救助をされて、
新聞に載っていました。
●橋のたもとで親子連れの幽霊が横切ったとか、
橋の下で夜釣りをしていた人が背後にびしょ濡れの
女の人が泣いていてやがて消えたとか、
いろいろ語り継がれています。
怖い話「明かり」