新潟の心霊スポットと言えば…
やっぱりこのホワイトハウスでしょうか。
森の中にぽつんとある白い建物。
これがホワイトハウスです。
自分も十数年前から聞いたことがあるスポットでした。
全国ネットのテレビ番組で放映されたことがありましたね。
全国各地にあるホワイトハウスという名前の心霊スポットの
元祖と言える存在でしょう。
夏場なのでどうも草が多くて…ズームして撮影。
蛸地獄…?落書きが意味不明ですね。
精神異常者の息子を二階で監禁して、
逃げ出した息子に一家が殺されてしまう…
そんな噂ですよね。
確かに二階の窓には格子がはまっています。
草をかきわけて目の前に。
そういえば昔閉鎖したサイトのホワイトハウスの
心霊写真があったような…
民家のようですね…やっぱり。
造りからいっても結構古いかと。
入り口をズーム。
最後にホワイトハウスの二階の窓をズーム。
確かに檻のようにも…見えなくもない。
でも二階で本当に監禁したなら窓全部にしないと
おかしいですね。
してない窓もありますし。
ただの防犯でつけた格子のように思います。
全国放送のテレビで映像が出た時は
行ってみたくて仕方ない心霊スポットでした。
新潟は豪雪のイメージなのでここ数年は
雪で潰されないかヒヤヒヤしておりました。
●山の中にある民家?の廃屋。
窓に檻が取り付けられ、昔、重い精神病患者だった息子を
ここに監禁していたという。
息子は部屋を抜けだし、一家を惨殺したという。
●新潟県のホワイトハウスですが、RC構造(鉄筋コンクリート)が
民家で一般的に使われるようになったのは70年代以降ですし、
正面アプローチ部分の煉瓦風の擬装も早くて70年代以降でしょう。
窓枠もそれ以前は鉄サッシです。
また、精神疾患を患う家族を自宅で軟禁・監禁(座敷牢)する行為は、
戦前・戦中の裕福な家庭ではそれなりに一般的でした。
それは日本人の恥の文化が主因ですが、当時は欧米諸国と比べて
精神病院が少なく、また、ほとんどすべてが民間病院だったことも
一因です。(松沢病院は例外的に東京府立ですが)
ですが、戦後はGHQの意向で精神衛生法(現:精神保健法)が
整備され、また、1958年に国民皆保険制度も始まりました。
また、家族から見放された患者でも生活保護を受給させれば
医療費は全額公費負担で取りっぱぐれがなく、
看護婦・看護人(当時の精神病院における男性看護師の呼称)も
他科に比べ少数でよかった(現在は同数)などの経営上の理由で、
精神病院は乱立しました。
したがって、内容を問わなければ、病床数には余裕がありました。
もちろん、戦前・戦中とは意識の違いも大きく、世の中、
富裕層ばかりでもありませんから、家族を監禁していた可能性は
低いでしょう。
なお、RCの建造物が雪で倒壊することはマレです。
RCが倒壊したように見えても、実は木造モルタルでしょう。
ご参考までに。
怖い話「ホワイトハウス」
新潟県心霊スポット