風穴。青木ヶ原樹海の近くにある。
天然記念物です。営業時間は9:00~17:30
正式名称は富岳風穴。
やはり樹海に近いためか、恐怖体験の噂が絶えません。
天然記念物富岳風穴
富士山麓一帯、青木ヶ原樹海内には風穴氷穴
などの名によって呼ばれる洞穴が無数に散在し、
世界的に著名である。
その成因は日本各地に点在する石灰岩による
鍾乳洞とは異なり爆発して
流出する溶岩の中部にガス体を含み、
外部がさめて収縮する際、内部はまだ
高熱の流動体であるため、外部からの
圧力により、外皮の弱い所を押し破り
ガスや溶岩を吹き出した後に残った
空洞がすなわち、これらの洞穴であると
地質学者によって解かれている。
この洞穴は南北方面に走る百十米の
主洞と西東に走る百十米の間道からなり、
巾4~7米、高さ2~20米の規模をもつ
大きなもので内部は堅い細密な溶岩が層状を
呈し、一部には溶岩棚や磁気をおびた溶岩も
みられる。洞底には水がたまり、冬期に結氷したまま
夏を過ぎても解けることが少ないため常に洞内の
温度も平均3度と非常に珍しい洞穴である。
入場料を払い、中へ。
富岳風穴入り口。
外国人の観光客がいました。
中は思っていたより暗いです。
照明はあるんですが…。それがかえって幻想的です。
氷がありました。
中はやはり結構寒いですね。
奥になにかありますね?
繭玉の貯蔵
養蚕が盛んな大正の初期から昭和30年ごろまでは、
長野、埼玉、群馬などから繭の中でも育成良好な
繭玉だけを収集し、箱に入れて富岳風穴まで
運ばれて来たものを保管されていた場所です。
目的は成虫にならないように生きている
繭玉を(缶の窓越しに見られる)
冷暗貯蔵して、夏繭、秋繭用として
出荷されております。
こちらが冷暗貯蔵されていた棚?のようです。