富士の樹海。青木ヶ原樹海
「命は親から頂いた大切なもの
もう一度静かに両親や兄弟、
子供のことを考えてみましょう。
一人で悩まずまず相談して下さい」
樹海の自殺防止用看板。
遊歩道から外れたところに入ると富士の樹海となる。
樹海という名前の通り、行けども行けども木々しかない。
同じ光景が続く事で方向感覚を失い、道に迷う。
方位磁石が狂うというのは都市伝説らしい。
樹海へ足を踏み入れる。
ほとんどの自殺者の遺体は樹海に入って
100メートル程で見つかるという。
首つり、服毒、睡眠薬の多量服用…様々なようだが。
遺体をみつけて欲しいという自殺者の深層心理らしい。
樹海内で自殺を思いとどまる人もおり、樹海に入っても
1キロほどは携帯が繋がるのだという。
樹海に入って100メートル程進んだところで
ビールの空き缶を見つけた。
樹海内の自然のままの状況に比べ、異質な光景である。
ふと、この辺りに着いた頃からなんともいえない異臭がする。
付近を見まわしたが木々しか見えない。
樹海は溶岩の流れた後に木々が繁殖した。
よって足の踏み場は最悪である。
歩いていると、体積した木で穴があったことに気がつかず、
足を何度かとられた。天然の落とし穴状態である。
写真のように木々の根には苔が生え、どこが地面かわからない。
溶岩なのでくぼみや穴があちこちにあるようだ。
樹海のイメージとしてはもっと自殺者の遺体の遺留物など、
もっとあるかと思ったのだが、見つける事はできなかった。
ただ、違和感を感じたのはこれだけの大自然にも関わらず、
蜘蛛の巣に引っかかる事がかなり少なかった。
やはり人が入り込んでいる様子がうかがえる。
それも多数で頻繁に。それだけ自殺者が多いという事であろう。
樹海のそばの道路にあった、南無妙法蓮華経のヒゲ題目。
事故者の慰霊碑なのか自殺者の慰霊碑なのか…
怖い話「富士の樹海」
怖い話「青木ヶ原で」
怖い話「樹海探検」
怖い話「富士の樹海」
●①樹海の中にあるゴルフ場であるパチンコ屋業界人が
仲間と一緒にゴルフを始めたそうです。
ついたキャディーさんは東京から来たという若い新人の女の子です。
ハキハキしててとてもいい子だったそうです
横が狭い何番目かのホールで一人が樹海に打ち込む
豪快なOBを打ってしまいました。
見た目はかなり浅い所だったようなので
「私、探しに行ってきます!!」と言って
何も持たずに樹海に入って行きました。
そのホールを全員がホールアウトしても彼女は戻ってきません。
彼女はそれからプッツリ姿を消してしまったそうです。
本当に迷って出られなく なってしまったのか、
それとも・・・・・。
②私の父の弟さんは(私にとって叔父ですが)
富士山の麓の富士吉田市でパチンコ屋をやってます。
その人の飲み友達が青木が原樹海の真っ只中の
勝山村に住んでいるそうです。
その飲み友達Aさんの飼ってる犬なのですが、
ある日から絶対にだされたえさを
食べなくなってしまったそうです。
えさをあげようとすると絶対に食べません。
食べたく 無いのでは無く、満腹だという仕草をするそうです。
その犬は放し飼いだったそうです。
ある寒い朝、起きて庭でAさんの奥さんが
富士山の方を見ていると犬が戻ってきました。
何かを咥えています。
その咥えていた物を良く見ると凍りついた人の
手首だったそうです。
そうです。その犬がえさを食べなかった訳は樹海で
自殺した人の肉を食べていたんです・・・・・・。