鳴沢氷穴。青木ヶ原樹海の近くにある。
富士山麓一帯には、風穴、氷穴、胎内、樹型、等の
名によって呼ばれる洞穴が無数に散在し、地質学上
世界的に著名である。
その成因は、富士火山の各所から盛んに押し出した
溶岩の内部にガス体を含み、外部がさめて収縮する際、
内部はまだ高熱の流動体であるため、外部からの
圧力により、外皮の弱い所を押し破り、ガスや溶岩を
吹き出した後に残った空洞がすなわち、これらの
洞穴であると、地質学者によって説明されている。
この洞穴は本洞と、本洞の真上をとおる支洞とから
成っている。洞穴の全長は約153メートルで巾は
広間を除き2メートルから4メートル、高さは1メートル
20センチから2メートル強である。
天井には小型の溶岩鍾乳があり、洞穴の清水は絶ず
結氷し、昔は天然水を産出したのでこの名前がある。
入場料を払い、中へ。
鳴沢氷穴入り口。
人は見えませんでしたが、奥から話し声が聞こえます。
らせん階段状になっているようです。
階段を下りながら地上を臨みます。
中に入っていくとだんだん寒くなってきました…。
明かりはありますが暗いです。
手持ちの懐中電灯を装備したところ、すれ違う観光客に
「あー懐中電灯あったらよかったな…」と言われました。
氷穴というだけあって、氷がありました。
寒いし、当然ですかね…。
ちなみにこの氷穴、
「とんねるずのみなさんのおかげです」
(現:とんねるずのみなさんのおかげでした)
の宜保タカ子の心霊体験バスツアーに出た場所でもあります。
当時は色々と問題になりましたが…。
怖い話「富士の樹海」