投稿者:マチルさん
私はもともと霊感は無かった方なのですが、
ここ最近、今まで体験したことなかった事を体験しました。
10月18日の丁度深夜2時頃、広島は台風の為、
強風が吹いていました。
私の部屋の窓際には夏から掛けている簾がそのままになっていて、
風が吹くたびにパターンパターンと音を立てていました。
最初はその音だけだったんです。
そのうち、私の部屋の入り口の戸の向こうからギシッギシッ…キー…と
誰かが部屋を空けようとする音が聞こえるんです。
普段、私の部屋の戸は、風でも無い限り音は鳴らないんです。
それなのに、音は止む気配はなく、今度はカタカタ揺れるんです。
戸の向こうに誰かの気配がしたので、来るな~来るな~と念じながら、
般若心経を唱えてみましたが、全く効果ありません。
睡魔と戦いながら頑張っていますと、それに声をかけられました。
『そんなに怖がらなくても大丈夫よぉ~』
若い女性の声でした。
年の頃は20代前半、といったところでしょうか。
今まで霊の気配は感じたことはあっても、
声を聞いたのは初めてです。
彼女は、毛布にくるまった私の左側に来ると、
私の体を抱きしめるように毛布の上に倒れこみました。
自然と恐怖感というのは無かったのですが、
彼女が倒れこんだ途端、金縛りになってしまったのです。
『これはヤバい!』そう思った私は必死になって
何か言おうとしましたが口は全く動きません。
起きようと思っても起きれません。
ただひとつ、彼女のウエストの位置に丁度私の左手がありました。
渾身の力を振り絞ってウエストをつかもうとしました。
当然、動くハズもなく、力は全く入りませんでしたが、
ウエストの細さと女性の柔らかい感触は手に残ってます。
今、思うんですが、知らない人間じゃなかったような気がします。
1年前の夏に交通事故で無くなった当時一緒に仕事をしてた同僚…
のような気がします。
だって、当時の職場の他の同僚が
『閉店前、一人で店番をしてると後に気配を感じる』
って言ってましたから。
彼女はちゃんと成仏したんでしょうか…。