投稿者:刹那さん
このお話は私の父から聞いたおはなしです。
私が小学校2,3年当たりだと思いますが、
夏休みに父の実家の方に遊びに行った時です。
実家は九州の熊本です。
かなり細い道で(ちゃんと広いところもあります)
くねくねしていてそこをとおるたびに車酔いしました。
家の実家は村の(?)一番奥にあります。
ついたのは夕方だとおもいます。そして疲れた私達は
ご飯をたべ、御風呂にはいり、ねました。
(細かな内容は省略いたしました)
次の朝になにやら、うちの父は家の裏で何かをしているので
きいてみました。
私「おとん(お父さん)、何してるんの?」
父「んんっ?井戸の掃除・・・。汚いからそうじするの。
危ないからあっちいってなさい」といわれました。
その井戸は裏にあり、決して正面からみえません。
普段はふたがしまっています。(だからなんだろうねー?)
数分後・・・。父は掃除を終えてかえてきました。
・・・・・、父は疲れたのか横になってしまいました。
私と弟夕方前ぐらいまで小川で遊んでいました。
すると、家の方から何やら叫び声がきこえました。
父の方に駆け寄ると・・・足の付け根に
原因不明の大きな腫れ物が・・・。
父は皆に(ばあちゃんやじいちゃん)いわれ
自覚するかのように何かの祟りだと思い、御払いしてもらう事に。
私はその頃、まだそういう関係の事はあまりよくわかっていなかったので
何がなんであかでした。
御払いし終えると大きな腫れもしっかりあとかたなくきえていました。
父はこの話を自慢気にはなしていました。
まさに『触らぬ神に祟りなし』というべきですかね。