投稿者:コショウさん
私は都内で家事代行サービスの会社で働いています。
これはある仕事先のマンションで起こった話です。
2014年6月、梅雨でまだ雨が降っていました。
私はいつも通りあるご家庭の掃除に伺いました。
そのご家庭はマンションの最上階、角部屋でした。
掃除に取り掛かり、誰もいない広い室内は
たまに不気味に感じることがありました。
マンションは新しくて、防音等してあり、全く外の音は聞こえません。
掃除もそろそろ終わりが近づいた頃でした。
どたどたどたどたどたどた…
急に天井から、子供の走る足音が聞こえてきました。
先ほども言った通り、このマンションは最上階、防音してあります。
隣の部屋の音も聞こえません。
私は怖くなり帰りたかったですが
仕事を途中でやめるわけにはいきません。
相変わらず足音は続き、部屋の上を縦横無尽に走り続けました。
梅雨空で外もうっすら暗く、とてつもない恐怖感を感じました。
私は結局そのご家庭での仕事は断ってしまいました。
あれは一体なんだったのでしょうか。