投稿者:Tamさん
始めまして、初めて投稿させて頂きます。
10年ほど前の不思議な体験を書かせて頂きます。
私があるアパートに引っ越して間もない頃でした。
1週間程続けて同じ夢を見ました。
ちょっと高いところから、遠くの風景が見える。
それだけの夢です。
ただ、その風景に見覚えはありませんでした。
ただ静止画のように同じ風景が見えるだけの夢でした。
私は疲れか何かのせいだと思っていました。
そして、続けてその夢を見た後、今度は別の夢を見ました。
それは、疲れて深夜に帰宅する私の姿でした。
重い足取りで俯いてアパートの階段を昇る私は、
目の前に何か揺れる気配を感じ(夢の中で)
上を見上げました。
そこには首を吊っている自分の姿があったのです。
「いかんどうかしてるぞ俺は」
早朝に目覚めた私は、自分を叱咤し、
いつもより早く出勤すべく部屋を出ました。
そして階段の手前で...
「俺がぶら下がっていた場所だ...」
視線を上へ、そしてまた前方へと移した私に衝撃が走りました。
私は慌てて階段の手摺りに登りました。
そこから見えた風景は、あの夢の風景そのままだったのです。