投稿者:紅のプー太郎さん
基本的に廃虚マニアで、ときたま
心霊スポットを巡ってる悪友が、送った本人とも知らず、
阿蘇長陽大橋(熊本県)のレポートを読んだみたいで、
早速反応してきやがりました。
いつも通りの夜中の探索の予定をたてて、
万が一の事を考えて、4人で行く事にしました。
近づくにつれ、助手席に乗ってた奴(以下A)が
体調不良を訴えだしましたけど、少し手前の駅で
様子を見てみると、なんとか大丈夫そうだから、そのまま行きました。
高森側の少し広くなってる所に車を止めて、
歩いて橋を渡り始めると、3ヶ所ある出っ張りの真ん中に、
白っぽい服の誰かが立ってる風に見えますけど、
なんかボンヤリしているんですね。
車で橋を渡る時には確かに誰もおらず、
時間的に乗ってきたであろう車もありませんでした。
Aも気づいた様子で、残りの2人には見えておらず、
デジカメで撮影しながら、近づいたら、
スーと白い人影は消えてしまいました。
霊らしいのが居た展望台らしき所には、
花束こそありませんでしたけども、線香が燃えた跡と
カスがあり、さすがに3人はドン引きした様子なんですね。
あとは大雑把に探索して、早めに切り上げましたけど、
近道の県道を通ってたら、民家の陰から橋で
見かけた白っぽい人影が飛び出してきました。
思わずハンドルを切りながら急ブレーキをかけたら、
見事に横転して溜め池に突っ込んで、やっと止まりました。
同一の霊かどうか?までは、正直分かりかねますが、
車は廃車になりましたけど、全員たいした怪我もなく、
不幸中の幸いでした。