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投稿者:源さん

以前にもお話した、うちの御先祖の話です。
狒々を退治し、武勇に優れていたと聞く御先祖も
落ち延びた村(現在の実家)で病死しました。
平家は源氏と違い、貴族的な武士だったので
普段から茶をたしなんだり、舞楽に興じることもありました。
うちのご先祖も例外ではなく、死ぬ間際に「茶が飲みたい。
熱い緑茶が飲みたいな・・」と言ったそうです。

しかし、田舎の村のことです、茶などあるはずがありません。

「茶が飲みたい」と言いながら亡くなったそうです。

そのため、命日である8月20日には季節外れの熱い緑茶を供えるのです。
そして、不思議な事に夕方にお供え物を下げに行くと湯呑が空になっているのです。

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