投稿者:レオさん
もう5,6年程前に友人2名と沖縄県南部にある
ミーバルビーチに釣りをしに行った時の体験です。
ここの海は、遠浅で干潮時にリーフの潮溜まりや
沖近くまで歩いて深場のガマでイシミーバイがよく釣れるので
干潮時にあわせ3名共バラバラで釣りをはじめました。
後ろからお爺さんの声が聞こえたので振り向くと
80代位のお爺さんが片手に死んだ魚を持って
この魚さっき拾ったのでもらわないかと聞かれましたが、
死んでる魚なので丁寧にお断りしました。
再び釣りをしたが、2分ほど経って気になったので
後ろを振り返るとあのお爺さんの姿は見えなくなっていました。
その後気にせず再び2時間程釣りをしましたが
この釣り場で初めてのボウズで潮も満ちてくるので
あきらめて海岸に戻ることにしました。
ふと目をやるとさっきお爺さんが置いていった魚があったので
取って見てみると片方の目がありませんでした。
気持ち悪いので持って帰らず岸へ戻ると
友人達も今日の釣果はボウズでした。
帰りの車中の中であのお爺さんの話をすると
二人とも気がつかなかったそうです。
後で考えてみると、岸から釣り場のポイントは
1Km以上離れており足場の悪いリーフを歩くと
自分たちでさえ20~30分近くかかるのを
あの爺さんは、2~3分で姿が見えなくなっていました。
又、片目の魚の事が気になったので家へ帰り調べてみると
キジムナーの特徴と似ていて魚を捕るのが上手く仲良くなると
沢山の魚をくれるだそうですが、片目は大好物なので
貰った魚は片目がないそうです。
もしかして・・・しかしキジムナーは大半の説は子供だそうですが
自分が逢ったキジムナー???はお爺さんでした。
断らずにありがたく魚を頂いていたら大漁だったかも・・・