上西園のモイドンなど民族神
モイドンというのは「森殿」であってモイヤマ(森山)の
一部を祭場とする神であると言われている。
森山と言っても村に近い場所にあり普通は社祠も神体もなく、
大きな木を神の依代(神がやどる)とするものであり、
神社信仰前の宗教のすがたを思わせる神と言える。
県下の100をこすモイドンのうち、道上地区には
6つ近くの広森、温湯を合せると8つが集中している。
神西園地区のモイドンの依代はアコウ(径2m余)の
木であるが、山ン神(内神)それにイナイドン(稲荷神)も
同じ場所に寄せ集団民族神の聖地として、
現在に及んでいる。
大きなアコウの木
こえがモイドンです。
アコウの木の前に祠があります。
さらに付近には祠がありました。
モイドンに向い合せの祠。
祠の中。