東松山のとある場所に首切り地蔵がある。
昔この辺りに処刑場があり、
ここで首が晒されたという。
いわゆる「睨み田」のような言い伝えが残っている。
※「睨み田」というのは晒し首のかっと見開いた目が
晒し場の目の前の田畑を睨んだような形となり、
その田畑を耕作する農家が怪異をおそれて荒地になったという。
首切り地蔵だけがこの地に残った。
移動しようとしたところ、祟りがあったらしく、
現在はなんだか不自然な形で残っている。
地蔵にはあちこちに修復跡が。
場所柄的に交通事故に巻き込まれたのかもしれない。
顔はほとんどわからない。