大分県竹田市
この穴森神社には不思議な伝説がある。
大蛇が人間を嫁にしたという話である。
山道を少し車で上がると看板が出ていました。
御神木の穴森杉が見えてきた。
穴森杉の根元。
神社の入口。
・・・これは鳥居・・・?
奥にさらに木の鳥居がありました。
本殿。
誰もいません・・・。
————————————————–
穴森伝説の概要
この洞窟は嫗嶽大明神の化身である大蛇の棲息した処と謂われ
往古は水を湛えていたが中川藩主が現在の如く水を放出し民心を鎮む。
元禄十六年十月この洞窟より大蛇の骨が発見され宝永二年藩命で
現在の岩穴に神体として祀る。
(往古は池の明神、中古は窟(いわや)大明神又は穴森大明神と唱う)
この大蛇は大神姓の神婚伝説の主役であり平家物語、源平盛衰記に見ゆる
緒方三郎惟栄の遠祖(いとおそろしきもの)と謂われている。
この度子宝神授の神の鎮守されたこの神聖な洞窟内に照明の
設備を行い縁故参拝者並に一般参拝者の利便に供す。 昭和54年正月
穴森神社社務所
————————————————–
本殿の裏側にその洞窟があります。
あそこに・・・大蛇の骨が?
階段を下りると洞窟は真っ暗のようです。
有料で電気を点けられます。(30分200円)
とりあえず30分で・・・。
中は思った以上に広かったです。
所々、高さの低い所もあり、中腰の姿勢で奥に進みます・・・。
地面がぬかるんでおり、何度も転びました。
洞窟内に川も流れているので靴もびっしょり。
石を積み上げたものがあちこちに点在しています。
賽の河原を思い出します。
ここが一番奥のようです。
・・・・大蛇の骨はありませんでした。
ご神体ですからどこか安全な場所に移したか、
この洞窟、崩れているところもあったので
埋まってしまった可能性も・・・。
30分では足りず、帰りに電気が消えてしまいました。
懐中電灯持っててよかった・・・。