良福禅寺(曹洞宗)
20年ほど前、寺に納められた。
この人形を人から頂いて、持ち主は夜中に恐怖体験をしたという。
人形の元の持ち主は病気で亡くなった幼馴染だったという。
人形の髪の毛が伸び、伸びたものが抜け落ちていたという。
怖くなった持ち主はその人形を寺に納め、お祓いをしてもらった。
お祓いも済んだので持ち主へ返そうとしたところ、受け取りたくないとの事で寺に納められた。
本堂左側にガラスケースに入って納められていた。
これがその藤娘。
足もとには抜け落ちた髪の毛が散らばっていた。
髪の毛は口元まで伸びると切れて足下に落ちたと言う。
髪の毛も全然揃っておらず、全体的に伸びたようだ。
髪の毛はいまだに伸びているという。
御盆時期ということでご住職こそいなかったが、お寺のお婆さんにお話を聞いた。
アイス、麦茶をご馳走になりました。
「ここが変だよ日本人」で取り上げられたり、地元ローカル番組で取り上げられたと言う事です。
そして一年後、再び良福寺を訪れました。
なんと今年はご住職がおられました。
ご住職によると人形は13年前に納められたということです。
今回はガラスケースを取っての撮影となりました。
全景
髪の毛の伸びた部分が腰の辺りまでいっているのがお分かりいただけるだろうか?
髪の毛の長さを計ってみたところ、
通常の人形の髪の毛:約6cm
伸びた毛:約18cm
そして今回、ご住職の許可のもと、大変なものを頂きました。
髪の毛の伸びる人形から伸びて抜け落ちた髪の毛を数本頂きました。
ご住職によると芸能人の愛川欣也氏もこの髪の毛を持ち帰ったということです。
ご住職いわく、
「人形はお祝い事以外貰うものではない。
形見とかはもってのほか。」
このあとおせんべいとお茶をご馳走になりました。