投稿者:ないとうさん
4年ほど前、彼女とそのバイト先の社員さん達と
計5人で夜中に遊び半分で車でいきました。
その日は、23時頃出発し先に大和川沿いの、
R病院あとを探索し(そこでは何もなかったんですが)
M間にあるそこへ着いた時には、ちょうど2時頃でした。
初めはキャーキャー怖がってた彼女ですが、
一人の社員さんが写真撮ってみろ、2人で中入ってこいよ、
というと(写真をとったところからもう彼女はおぼえてません)
「入ろうよ、入ろうよ」と急にノリノリで僕の手を引っぱりだしました。
僕も廃屋に近付きましたが、ボウーとゆう低音の船の汽笛の様なものが聞こえだし、
以前ここへ来た霊感ありの人も同じ事を言っていた。
というので全員早足で逃げ出しました。
ところが、彼女が突然立ち止まり、笑い出しました。
(気が触れたみたいに)
そして「帰る!」といって廃屋の方へ歩き出すので、
男4人で無理矢理ひっぱって車に押し込みました。
途中、用意していたお守りや塩を渡してもニヤーと不気味に笑うだけでしたが、
車がM間観音を奉る場所を通過する頃、正気を取り戻しました。
そのとき「もう だいじょうぶやで」と女の人の声が聞こえたそうです。
それで今起こった事を彼女にみんなで話したのですが、
彼女は信じません。
それどころか、「今まであんたと一緒に旅館の中で子供とあそんでたやん」
といって、今あった事を信じません。
まったくリアルな現実として、旅館の中の時間を経験したようで、
これを書いてる今もリアルに思い出せるそうです。
しかしそのあと、ファミレスに寄り、今日の経過
(肝試しにいこうとした事、旅館に泊まる計画など無かったこと)を
冷静に整頓していくと、事態が把握できたようで、恐がりだしました。
それでも自分の時間がリアルなので、矛盾してパニくってるようでした。
社員さんが、中の様子はどうだった?どんな人が居た?と問うと、
間取りや事件のあった日のそこの人々と一致したようです。
僕も彼女もそこでなにがあったか、どんな間取りかなんてもちろん知りません。
ただ中は綺麗だった、子供に、「またあそぼね」と言われたことが、
かなり不安でしたが今も無事です。
少しだけ後日談がありまして、今度は2人して学校の先輩の車に乗った時、
先輩の彼女から先輩の携帯に電話がありました。
その車には、カーナビが付いており、住所検索でスポーツセンターの
電話番号を調べてくれといってるようでした。
先輩「何なに?M間?・・ふんふん、そういいながら
モニターに写されたのは、そこ周辺の地図・・・。
また彼女がパニくったので訳を話しました。
その先輩がその僕らが撮った写真を現像にだすといい
使い捨てカメラを持って行きました
(僕らは怖くて現像にだせずにいました)
その後は、「何も写って無かったよ」だけで写真はみせてもらってません。
彼女も僕も霊感は全く無いとおもってます。
事実その日まで彼女は信じてませんでしたし、未だに現実の事のように思っています。