投稿者:ちょめちょめさん
つい先日の話です。
父が、仕事を終えて帰宅した時の事なんですが、
なにやら見てしまったようなんです。
そのとき時間は、夜中の2時。
疲れを癒そうとお酒を飲んでいたそうです。
母はすでに就寝していました。
静かなリビングで、テレビなどを見ていた父は、
ふとカーテンが半分開いていることに気がつきました。
何気なく、その開いた所から空を見ようとすると・・・
ベランダに白い女の人が立っていたそうです。
透けているわけじゃなく、ただ白い人だったそうです。
それも、女だと直感したんだそうです。
そして、その白い人は東から西の方へ移動しながら
消えていなくなったというのです。
別に、特別恐ろしくは感じなかったようなので、
悪いものではないと思っています。
なぜ、突然ついてきてしまったのか、よく思い出した父は驚くことを口にしました。
それは、その日の仕事中に、葬儀屋さんの寝台車を洗車したらしいのです。
車内は、線香と何かの異様な匂いでいっぱいだったそうです。
その後、父が見た以外には何も起こらなかったので、
白い人は、ちゃんと自分の行くべき場所に戻ってくれたようです。