投稿者:紅のプー太郎さん
標高が200mくらいの山の頂上に神社があり、
南側から隣町の中規模な港へ、曲がりくねった抜け道があるんですね。
佐賀市方面へ無料の自動車専用道路もあり、
よく知人が抜け道を車で走ってたみたいです。
休みが重なったある日、ラーメン屋で一緒に飯を食ってると、
その道の話になり「なんでだか分からないこど、
ときたま妙に病院の消毒液臭いし、大勢の人に見られてる感じと
気配がするんだけどね」と言い出したんですね。
昔、炭坑の社宅があった事は知ってますけど、
彼が生まれた頃に抜け道の下にあった中規模な木造の病院が、
老朽化と統廃合で廃止になり、暫く建物は放置されたあと、
解体されたのは知らないんですね。
普段、霊感の「れ」の字もない彼の、なにげに意外な言葉に、
病院があった事と波長が合う霊が居るみたいだから、
「なるべく通らない方がいいんとちゃう?」と伝えました。
幼稚園に通ってた頃、ウチの親父が炭坑で大怪我をして、
担ぎ込まれた病院があり、応急処置のうえ他の病院へ転院した事があり、
40年くらい経過した今でも、何人かは霊となって居るみたいですね。
現在は材木屋の会社の敷地になっており、抜け道には20台くらい
止められる駐車場になってますけど、
他人事ながら正直なところ「大丈夫かいな!?」ちゃ思いますけどね。