投稿者:むっちさん
私が小学校6年生に体験した、最初で最後(多分・・)の不思議な体験です。
小学校の昼休みの時間です。
私はいつものようにTちゃんとIちゃんと鉄棒で遊ぶことにしました。
私とTちゃんは、Iちゃんをトイレまで呼びに行きました。
(Iちゃんはトイレが近かったので、そこに居ると思ったのです。)
案の上、4つある個室のうちの一番奥の扉が閉まっていました。
私とTちゃんは、先に鉄棒に行って場所を獲っておくことにしました。
そこで、
『Iちゃ~ん?先に鉄棒に行ってるね~!』
と叫ぶと、一番奥の個室から
『う~ん!』
と返事が返ってきたので、中に入っている人を確かめずに2人とも外に出て行ってしまいました。
しかし、しばらく鉄棒で待っていてもIちゃんはなかなか現れません。
私『Iちゃん遅いねー。』
結局、昼休みが終わってしまい、Tちゃんが、
T『外にいるって聞こえなかったのかなー? でも返事したよね?』
と言ったので不思議に思い、Iちゃんのクラスに行ってみることにしました。
すると、Iちゃんは自分の席で読書をしていました。
私とTちゃんはIちゃんに
『なんで鉄棒に来なかったの?
トイレで「鉄棒にいる」って言ったじゃん!』
不思議半分、怒り半分(笑)で言いました。
するとIちゃんはこう答えました・・・
『私はトイレになんか行かないで、ずっと教室に居たよ?』
ではあの時、名指しで叫んだ呼び声に応えたのは誰だったのでしょうか・・・。