投稿者:sainotoさん
神楽女湖の先にある木の話です。
子供の霊のはなしとも絡んでるのかもしれません。
昔、あの木のところを通った時は妙なことをするもんだ、
くらいのことしか思ってませんでしたが。
話によると、そこには黄色い帽子をかぶった
女の子が出るというのです。
むかし、うわさを聞いた男の人が冷やかし半分で
夜その木のところに行ったそうです。
行ってみて車を木の近くに止め、
降りてしばらく木の見ていたそうです。
そして何も無いじゃないか、と帰ろうと思って
車に乗りこみ出発しようとした時、
ルームミラーに黄色いものが見えるのです。
後ろを見るとなにもありません。
しかし、ミラーには写っているのです。
体をひねってミラーを見るとそれは
黄色い帽子をかぶった女の子の姿でした。
男性が車からおりても、女の子は(ミラーで見ると)のっています。
男性は自分の行為が霊を怒らせたのかと思い、
必死で謝り、降りる様頼んだそうです。
しかし、いっこうに女の子は降りず、男性はおびえながら、山をおり、
別府にいる友人の家に逃げ込み、
友人に事情を話し車まで一緒に行ったそうです。
友人にもその女の子は見え(ミラーで)やはり、
二人で詫びても無駄だったそうです。
結局、二人で車に乗り御寺さんまでいき、
お払いをしてもらうまで女の子は降りることは無かったそうです。