投稿者:66688さん
僕が小学生の頃の話です。
当時、池や川で魚やザリガニを獲っているのが
仲間内で流行っていました。
しかも仲間内では競争のようにこぞって
大きな生き物を狙うようになりました。
ある日僕はもっと大きなものを捕まえようと、
仲間内で出る!と有名だった、ある池に行きました。
(自殺とかがあったので・・・。)
池の入り口の用水路で魚を獲っていましたが、
種類が豊富な割に大きさはいまいちでした。
数時間くらい経った頃だったでしょうか?
もう日も高くなって、あとちょっとしたら沈むかな・・という時でした。
(3時くらい?)
当時いた小学校は「釣り禁止」という訳のわからない校則があったので
回りをキョロキョロしながら魚を獲っていたのですが、
突然脇の農道に老人がいたのです。
見晴らしがいいので近くにくればわかるはず。
しかもこの老人、様子が変でした。
作業着のようなものを着ているんですが、
その作業着に血のりが沢山ついているんです・・・。
しかもふら~ふら~としながら池の山の方へ行ってしまいました。
しばらく見ていたのですが、
山の中に入ってすぐに消えてしまいました。
様子もおかしかったし、ちょっと心配になって
老人が入っていった所へ行きました。
しかし、そこには誰も居ませんでした。
私も夏の、しかも真昼間に体験した事なので
これが霊体験なのかどうかわかりません。
しかし今でもあの老人の生きている感じのしない目が
子供心にも忘れられません。