投稿者:ピングー丸さん
私が通っていたN中学校の話です。
どの学校にも七不思議とか怪談話があります。
実際にあった話しなんですが、体育館で起こった出来事です。
うち中学校の体育館はとても小さいです。
そして、天井が低い。
体育倉庫も小さくて、舞台の下に跳び箱とかマット類等が置いてあります。
その跳び箱の一つだけ、体育館の入口からずっと血がポタポタと、
跳び箱まで続いていると言うのです。
何度ふき取っても、また付いていた事があったそうです。
その他にも、全校集会の時に女の子が突然上に引っ張られて、
先生達がも引き下ろそうとしたとか。
ココまでは昔の話です。
私が中学生の時起こった話は、卒業式の練習だったと思います。
卒業式の一週間前位から、体育館には椅子が全校分並べます。
練習が終わって、舞台前の所に数人で話をしてた時です。
みんなバラバラになって、体育館から出ていってました。
座っている人もその時居なかったのです。
話をしている私の視界に、座っている女の子が見えてました。
髪がとても長くて下を向いたセ-ラ-服の女の子が。
でも、何も気にとめず友達とお喋りをしているとふと気になり、
チラッと見た時もう女の子は居ませんでした。
「えっ?」っと思った瞬間怖くなりました。
みんなに「ココにさっき女の子いたよね?」っと聞くと
一人だけ女の子を見たと言う子がいました。
後でよく考えてみると、うちの学校は規則がとても厳しく、
長い髪は必ず二つ結びのお下げと決まっているのです。
結んでいなかったら、絶対に先生に注意されるはず。
ましてや、あんなに長い髪なら尚更・・。
あの子は一体誰だったのでしょうか・・。
その他に、部活中に具合の悪くなった友達が部室で寝ていた時、
金縛りにあい舞台に昇る階段の所に男の人が立っていたと。
等など、まだまだたくさんの不思議な出来事があります。
本当に霊感の強い人が体育館に入ろうとした時、
ものすごい霊が風のようにたくさん来たのが分かったそうです。
余談ですが、体育館の横に山道があります。
その山道の側に昔のお墓らしきモノがあります。
「そのお墓の祟りだ」と言うのは、何十年も勤めている図書室のおばちゃん。
そのおばちゃんは、なかなか真実を話してくれません。