投稿者:ヒメマリさん
私の母はシルクロードにはまっており、
仕事の合間を見つけてはよく一人で飛び立っています。
その際に体験した話しです。
ホータンという場所の美術館で、ある悲運な事で命を落とされた
王子のミイラを美術館で見たのだそうです。
通訳ガイドがその説明をしてると、
何とそのミイラがうなずくのだそうです。
しかも相づちの様に。
例えばガイドが
「・・この王子は、とても身内に虐殺され、悲しい運命をたどりました・・」
ミイラ「う~んその通り」
といった具合に。
しばらくすると、カナダ人の熟年女性も気づき2人で
「おかしいわよね?さっきっからうなずいてるわよね?」
と確認しあったそう。
周囲の人間に言っても信用されないばかりか、
頷いてるのが見えないのだそうです。
そしてカナダ人と母に「はるばるよくらっしゃいました」と
頭に話しかけたそうです。
マジです。
ちなみに母は気がふれてるわけじゃありません。
マジだそうです。
あまりこの話をすると母が虚言癖があると思われるから
いやだと言ってました。
彼女はいたって真剣そのものです。