投稿者:ユキさん
友達の話。
猛暑が厳しい夏の夜に寝苦しくて寝返りを
ゴロゴロうちながら横になってた。
ちょうど左を向いて横になった時、金縛りにかかり
「あ、嫌な体せいでかかったな~」
と思っていたら力の入っている右手に
何かをにぎりしめている事に気づいた。
「何をつかんでるんだろう・・・?」
ゆっくりと開いていくと小さなこぶしが見えた。
「赤ちゃんの手?!」
と思った瞬間、自分の背中にピッタリとくっついてる人がいるのが分かった。
赤ちゃんではなく大人だ。
しかも後でブツブツ言っている。聞くと
「あの人が悪い。あの人が殺した。」
を延々と言っていて声で女性だと分かったらしい。
しばらく我慢して気づいた時にはいなくなってたみたいだけど
友達は父親に殺された母子じゃないかって言ってた。