投稿者:きききりんっさん
友達が4人であるいわく付きの廃虚へ肝試しに行った時の話しです。
その廃虚は国道から細道を上って山の上の方にあったのですが、
その細道を通っている時に道の真ん中を小走りで
走っている子供(小学校低学年ぐらい)がいました。
その子は両手に自分の靴を持ち、
その手を肩ぐらいまで上げて走っていたらしいのです。
「こんな時間に・・」
と思いながら追い越したそうです。
そしてバックシートに座っていた友達が振り返ってその子を見てみると、
目は白目をむいて口を開けたままだったそうです。
少し車を走らせて、やっぱりもう一度
その子を捜してみようとの事になりUターンして来た道を戻ると、
なんとその子は白目をむいたまま
お墓の上にちょこんと座っていたそうです。
いったいその子は人間だったのか、
はたまた・・・だったのか、今となっては謎の話しです。