投稿者:南風さん
学生時代から7年間住んでいた、
等々力のお化け屋敷の第2弾です。
就職して2年目の頃です。
その頃、おいらの家は都心に近いこともあり、
よく先輩、同僚、後輩が泊まりに来ました。
ある夏の暑い日、後輩Iが泊まりに来ました。
深夜の1時頃まで、ロックをビンビン鳴らしながら、
オーディオ談義をしていましたが、寝るべーと、眠りにつきました。
おいらの部屋は7畳半、L型の壁際にベットを置き、
足下の壁にジョンレノンのポスターが壁一面に有り、
足下の左横に三島由紀夫のパネル
(自衛隊に居た友人から、市ヶ谷駐屯地で最後の演説を
バルコニーでやっている写真をパネルにしたものを、貰いました)
が有り、ベットの横でゲストが眠る、そんな部屋でした。
明くる朝、後輩Iが血相を変えおいらに訴えるのです。
朝の4時頃何となく目が覚め、ふっと壁際を見ると白い光の玉が、
ジョンレノンと三島由紀夫のポスターの間に浮かんでいた。
そして凄い勢いで窓から外に飛び出して行ったとの事!!
「ば~か目の錯覚だよ」
と相手にしなかったおいらですが・・・
ヤバイかなと少々思っていいましたが、本当にヤバッカッタンです。
明くる日会社に行き、よく泊まりに来る先輩に朝のことを話すと、
「南風、お前に悪いと思って黙っていたんだが、
俺もそれ(白い光の玉)あの部屋で何度も見ているんだよ・・・・」
ひえ~!!おいらは1週間自分の部屋に帰る事が出来ませんでした。
そして、1週間ぶりに帰った時、さらなる恐怖が・・・・・
次回に。