投稿者:narryさん
続きです。
そして昨日の夜こんな人とあったと言うことが宿営地に広まった。
みんなは「ロケの人がからかいに来たんだ」で
話は片づけられてられた。
その後何回の夜になっても「ロケの人」は現れなかった。
そして順番で「ロケの人」を見た人の歩哨の番が来た。
いつもの場所にいると・・森の方からあの
「ロケの人」ともう二人がやってきた。
なんだ今度は二人かぁと思っていると
「日本にはいつ帰るんだ?」
「もう少しで帰ります」
「一緒につれていってくれないか?」
「いやぁ・・・」
と言いかけた時、森の方からたくさんの視線を感じたらしい。
その時、小便に起きた人が歩哨に
「おうっ!ごくろうさん」と言おうとしたら誰かと喋っている。
ソレを見てその人は慌てて寝ていた人を起こした。
起きた人が宿営地から見ると本当に話で聞いた
「ロケの人」が歩哨と会話をしている。
何か危ない予感がした数名が宿営地から出てくると、
その三人はくるりと振り返り森の中に消えていったという。
翌日、宿営地の人がほとんどその光景を見ていることもあり、
早速慰霊碑が建立されたのであった。
その方々のご冥福をお祈りします。