怖い話

手

投稿者:あるさん


これはわたしの母が教えてくれた話です。
わたしは小さい頃からぜんそくの発作がありました。
ほこりっぽいところにいるといつも発作を起こし、
夜おそく救急病院にいっていました。
わたしはなぜか救急病院が嫌いらしく、
いつも泣きながら救急病院につれていかれていました。
わたしが幼稚園の頃。
いつものように発作を起こしたわたしは、
いつものように救急病院に泣きながら連れていかれました。
いつものように吸入をしていていきなり苦しくなりました。
それまでいつもの発作で吸入をすればすぐよくなるはずが、
体が突然重くなり、呼吸が苦しくなりました。
母に訴えかけると、病院のひとが、
「大丈夫ですよ。すぐによくなりますから。」
と言いました。
わたしはいつもなかった苦しさにどうしても不思議がっていたそうです。
深夜1時近くに家に帰宅し、布団をひいて、母が電気を消したその時・・
暗闇のなかから
「いや゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛」
と叫び声がしました。
母はすぐにわたしの声と確信し、
「どうしたの?」
と聞きました。
「足つかまないでぇぇぇぇ~~(泣)」
とわたしは言ったらしいのです。
そして足をバタバタしたのです。
母はもちろん足などつかんでいません。
母があわてて電気をつけると、 わたしの足には
うすく手で捕まれたような跡があったそうです。

「なにがあったのー?」
母はわたしにおそるおそる聞くと、わたしは
「足つかまれたぁーー」
といったそうです。
「だれに?」
母はとっさにわたしに聞きました。
その時突然わたしが母に言ったことは
「あ!入ってくるよ~」
母は少し驚いたようで、
「誰が?」
と聞きました。すると、
「お母さん見えないの?男の人がはいってきたよ。
ほら、今お母さんの後ろに・・」

母はかなりびっくりして、後ろを振り返りました。
「あ、逃げちゃったよ。」
わたしは言ったそうです。
もともと、母と父は霊感がなく、 母のお兄さんが霊感が強いそうです。
あの手は誰だったんでしょう・・
その頃の家はもう建て替えて、 今では新しい家になっています。
それ以来、変な気配を感じたり、時々見える(のかな?)のです。

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