投稿者:匿名希望さん
私が小学生の頃、時々見ていた夢です。
怖いというより、後味の悪いものです。
ある森で赤ずきんを被った女の子が、
病気のお婆さんの見舞いに行き、狼に出会いました。
ここまでは、童話と変わらないのですが、夢では、
狼はとても良いやつで、心の底から赤ずきんちゃんと
お婆さんを心配し、花畑や安全な道を教え、
赤ずきんちゃんを見送っていました。
そこで場面が変わって、何故かある村?に
赤ずきんちゃんがいて、村人に
「狼を殺しに行こう!」
と焚き付けていたのです。
そして、赤ずきんちゃんを先頭に山狩り?が始まりました。
また場面が変わり、今度は、赤ずきんちゃん、
村人、狼と出てきました。
何も悪くない狼は殺されており、もぎ取った様な
狼の生首は棒に突き刺れていました。
殺す場面は毎回見ませんでしたが、虚ろな目玉をして
涎みたいなものを垂らし、血だらけの生首が
怖くてたまりませんでした。
そしてもっと怖かったのが、狼を討ち取ったのが、
赤ずきんちゃん本人で、狼が良いやつと分かっていながら殺ったこと。
赤ずきんちゃんは身体中、狼の血だらけで、
嬉しそうに、狼の生首を村人に見せつけていました。
そこでいつも起きていました。
大概、夢の内容は忘れる方ですが、
どうして狼が殺されなきゃいけなかったのか、
そして、分かっていながら殺した赤ずきんちゃんが、
さらに生首を村人に見せつけていた神経が
未だに分からず覚えていました。