投稿者:bjさん
これは僕が中学一年生に体験した話です
僕はお正月に親とおじいちゃんと
おばあちゃんのお墓参りに行こうと車で向かっていました
そのまま車で移動していると
ふと道路側を見ると横に三列に並んでいるお地蔵さんが見えました
それもまんなかのお地蔵さんがやたらとデカイんです
その道はお墓参りに行くときいつも通る道だったんで
その時は.あぁここに新しくお地蔵さん置いたんだと思ってスルーしたんですが
お墓参りの帰り道またその道を通ったのですが
よく見るとどうやら新しく置いたものではないようなのです
なんていうか古くて少しカビがついてるようなお地蔵さんなのです
僕はなぜかその時嫌な予感がしてならなかったのです
その日の夜寝ていると夢で今日見た横に三列に並んでいるお地蔵さんが出てきたのです
僕はまんなかのデカイお地蔵さんが気になって
ずっと見てると
急にまんなかのお地蔵さん目が赤くひかりだし
その時
僕は目を覚まして飛び上がろうとしたのですが
体が動かず声もでないんです
どうやら、金縛りにあってるようなのです
それからどれぐらい時間がたったでしょう
金縛りがとけて僕はそのまま寝てしまいました
それから毎日同じ夢を見て
金縛りにあう日々が続いたのですが
中学2年生のお正月僕はまたおじいちゃんとおばあちゃんのお墓参りに行くことになりました
僕はお墓に向かう途中にあの お地蔵さんがあるのを知っているので
出来れば行きたくなかったのですが
お墓参りに行くことにしました
親と車で移動してると例の道を車が通ると
あれ?お地蔵さんがなくなってる
お墓参りの帰り道にも確認したのですが
横に三列並んでいるお地蔵さんが綺麗に無くなってるのです
僕はその時は少しホッとした気持ちになりました
その日から
あの夢と金縛りはおきなくなりました
だけどまだ話しは終わりではありません
中学3年生の時お墓参りの帰りふとあのお地蔵さんの事を思い出したので
親に一年前にここら辺にお地蔵さんがあったよねと訪ねると
そんなものなかったよって言われました
どうやらあのお地蔵さん達は僕にしか見えなかったようなのです
今思えばあのお地蔵さん達は僕に何かを伝えようとしていたのでしょうか
それとも・・・