投稿者:紅のプー太郎さん
たいして怖くはないんですけど、釣り仲間の体験談です。
盆休みの連休を利用して、釣り仲間4人で
九州のある無人島へ、出かけました。
夜明けと同時に釣りを始めたいから、
まだ暗いうちから予約しておた渡し船に乗り込んで、
現場に着いたあと、釣りの準備を始めたんですね。
暫くすると程度の差はありましたけど、
3人が息苦しさと寒気に襲われました。
多少空が明るくなってきた頃、2人がウメキ声らしい
「う~~・・・・・う~~」と微かに聞こえて、
他の2人に聞いてみても聞こえてせんでした。
昼頃に帰る予定が、4人以外に誰か居るような気配がしていて、
釣りに集中できず、気持ち悪さも手伝って、
少し早めに迎えに来てもらいました。
後日、いつもソコの無人島周辺で、釣りをやってる
別の釣り仲間に聞いてみると、渡し船屋のオヤジは
極めつけの評判が悪いんですね。
釣りをした場所も、海底の地形や様々な気象条件で、
時々高波が襲ってくる所で、何人もの釣り人が流されて、
行方不明や水死体で発見されてるそうです。
危険な場所だから他の渡し船屋は、客を連れて行かないんですが、
稼ぎどきで他の場所がないから、利用した渡し船のオヤジは、
見かけない客だから連れて行ったみたいですがね。
まぁ軽い霊障で済みましたけど、
たぶん高波にさらわれて亡くなられた方々の、霊だったんでしょう。