投稿者:レオ&ブルースさん
これは僕の警備員仲間が体験した話です。
仕事中トイレに行きたくなった彼はトイレを探したのですが、 近くには無かったのです。
あわてて作業員の人に聞いたら、
「あそこでしてこい!」
とぼろぼろの家を教えてくれました。
人は住んでいないみたいです。
気が咎めたらしいのですが、 迫りくる尿意には勝てませんでした。
用を足しているときです。
家の中から
「そこに、誰かいるんですか?」
家の中からちょっとなまったような口調で問い掛けられました。
「やばい!人が住んでいたのか」
慌ててその場をあとにしました。
数時間後。風の強い日だったからでしょうか。
どこからか雨戸の一部が飛んできました。
あの家のものか・・・ 彼は気になってもう一度家を見に行きました。
雨戸が壊れ、隙間から家の中が見えました。
家の中は・・・ もう何年も誰も住んでいないようで、中もボロボロになっていました。