日見峠の廃屋

怖い話

日見峠の廃屋

投稿者:サルーキさん


日見峠は私の行っていた大学ではかなり有名なスポットだったのです、
私の部活の大先輩がそこに肝試しに行った時の話をします。
その前に私が聞いた噂は
この日見峠にあった廃屋は実際に殺人事件があったのことです。
一家が惨殺されたというよく聞くものですが真偽の程はわかりません、
で先輩によるとそこの廃屋に噂を聞いて、夜中に肝試しにいったらしいのですが
実際のその廃屋はたいした大きさではなく、こじんまりしていたそうです。
しかし、その廃屋は確かに不気味なのですが大学から近いと言うこともあって
何人もの学生が肝試しに訪れていたのです。
実際に寝袋を持って泊まった人も いるそうです。
そのうちの大半は恐ろしい目にあったそうです。
先輩も例外にもれず3人だけで酒のいきおいをかりて、
夜中の3時すぎにその廃屋に行ったそうなのですが
中に入るとすぐに異変がおきたそうです。
奥の方から妙な音が聞こえたらしく
すぐに何の音か確かめに行くとそこは居間だったのですが
ぼろぼろの部屋の真中で畳が動いてるのです!
(その動き方は不規則だったそうです)
その異様な光景に先輩たちは一瞬うごけなかったといいます。
そして、次の瞬間畳が自分達のとこ ろにいきおいよく飛んできたのです。
むしろ、投げつけられた感じがしたそうです。
あわてて廃屋を逃げ出した先輩達はそのときに
決して忘れられない声を聞いたそ うです。
男とも女ともつかない声で。。。。
「でてけ!2度と来るな!」
その後日談ですが3人が3人、その日見トンネル(?だと思う)
で交通事故を起こしました。
そして、その原因もみな同じブレーキが聞かなかったのことです。

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