投稿者:サルーキさん
これは私が小学生の時の話です。
そのころ、ちょうどエンゼル様っていう、こっくりさんの変化系
(10円玉の変わりに鉛筆かシャーペンを使う)
がうちの学校では流行っていて
そういうものに詳しい私はよく友達の家にいって、
それをやっていたのですが、ある事件をきっかけに
二度としなくなりました。
その事件というのは、ある女のコのうちで
エンゼル様をすることになったのですが
人数が5人ほどいたので私は漫画本を読むのにひとりだけぬけて、
やってる4人をたまに見に行くという形をとっていたのですが。
1時間ほどたってからエンゼル様をやってる
子達の様子が変なことに気がつきました。
みんな、泣いているのです!
そして私がどうしたのかと思い話しかけると
「どうしたん?」
「エンゼル様が帰ってくれないの」
話によると10分ほどずっと帰ってくれるように頼んでるのですが帰ってくれないそうなのです。
「どうしよう」
「こわいよ」
「でもやってる途中で鉛筆放したらのろわれるんやろ」
私は少し考えて
「一生懸命おねがいしてからかえってくださいってって見たら?」
「わかったやってみる」
そして、みんなで念じながら
「エンゼル様お願いだから帰ってください」
そういった瞬間、鉛筆がみんなの腕を振りまわしはじめたのです。
すくなくとも私にはそう見えました。
ぐるぐるぐるぐる、いいえの文字の上を鉛筆が回転して・・・
そして・・・、
べき!
鉛筆が真中からおれたのです。
結局、その後は泣く女のコたちを大丈夫だからとなだめて落ち着かせてから、
そのエンゼル様に使ったものをすべて処理しました。
ちゃんとした方法で、ただ気になるのはエンゼル様が帰らないままおわったと言うことです。
それ以来、私はコックリさんの系統はやってません。
怖いから・・・・・・