旧道にて

怖い話

投稿者:紅のプー太郎さん

静岡県出身の釣り仲間がいて、ソイツから聞いた体験談です。
まだ地元で仕事をやっていた頃、
当時の釣り仲間と伊豆方面での魚釣りに行く予定をたてて、
丸一日釣りが出来るように前日の夕方に、集合場所から宿まで出発の予定でした。
思いの外、仕事が長引いたから先に行ってもらうように頼んで、
仕事が終わり次第宿へ向かいました。
夜半近くになっており、いつも通っているマーガレットラインとゆう道が
、土砂崩れで通行止めになっており、
やむなく民家もマバラな旧道を走ってると女の声が聞こえ初めました。
なんて言ってるのか聞き取れず「ラジオ?」と思いましたが、
故障していたまんまだったのに気づき、
左側に人の気配がしたから見てみると、
20才前後の女が窓に張り付いてたそうです。

一目見ただけでコノ世の人じゃなく、
今度はハッキリと
「集団就職でココにきて、仕事は辛かったけど~~~…」と
身の上話を聞かされ、
「幽霊は煙草を嫌がる」と何かで聞いたから、
異常なハイスピードで煙草を吸っても立ち去りません。
暫く走ったら町の明かりが見えはじめたら、
ようやく開放されたそうで、いつもの宿に到着し水を飲みながら一息ついてると
、女将さんがやってきて、ただならぬ雰囲気に気付いて理由を聞かれ、
いきさつを話しました。
話終わったら仲間が眠たそうに起きてきて、
女将さんが両手を前に突き出し、ダラリと手首をブラ下げた幽霊のポーズで
「旧道で会ったんだって」と言うと、仲間の一人が
「そんじゃ帰りは他の道通るべ・・・・・・俺なんざ身の上話されたからよ」
とノタまわれたそうで、地元じゃかなり有名な存在らしく、
トラックとタクシーは出来るだけ避けて通ってるそうです。

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