霊界の入り口…?

霊界の入り口…? 怖い話
霊界の入り口…?

霊界の入り口…?

投稿者:ひろこちゃんさん

これはー、去年の夏のお話です。
ワタシとK君とY君で暇だし心霊スポットでも行く!?
なんて話で盛り上がってました。

「えーいいよー地元の怖い所なんて行き尽くしたじゃーん」

と ワタシは行く気も全然無かったのにKが

「茨城に怖い病院あるんだよ。」

と、頼みもしないのに情報を提供してきました。

Yも怖いのが好きみたいで行こう行こうと言い、結局いくはめに。

夜の11時頃出発したため着くのはだいだい1時半ころ。

ワタシは眠くて眠くて車の中で寝てしまいました。

寝て何時間、何分たったか分かりませんがワタシは急にがばっと起きて、

1つの方向から目がはなせませんでした。

何があるってわけではない。

ただその方向が気になるだけ。
そしてKがふいに「着いたよ」と言いました。

偶然が何か分からないけどそのじーっと見てた方向に病院はあったのです。
病院には車からおりて狭い両側が
林になっている通路を通って行かなくては行けないので、

とりあえず車から降りました。

車の場所からは病院の屋上だけが見える。

「うぅーー行きたくないよー」

と思いながらも 二人はノリノリ。
仕方なく行く事に・・・
歩いてる最中に病院の屋上に何個もの影が・・・
「ひーっ」

と思ってよく見ると木の影だったのです。

「なんだぁー。ビックリした。」

と安心してまた歩き始めました。

病院の前に着いて、入り口の前の広場を最初に観察。

「はぁーなんかこの広場から先行きたくないなぁ。」
なんだかこの先入っちゃダメって言われてる気がしてなりませんでした。
そして病院の建物、1階、2階、3階と順に
窓などを観察して屋上に目が言った時初めて気が付いた。
「お、お、女の子だ・・・」

木の陰にまざって髪の毛の長いうつむき加減の女の子がいたのです。

前髪も長く顔まで見えないのですが絶対にこっちを見てました。
「もう、車に戻ろう・・お願い」

とワタシはKとYにお願いし、もと来た道を戻ろうと思って振りかえった瞬間ワタシはもっとビックリ。

道の両端いっぱいに白いぼわーっとした人がいるのです。
「うぅ!どうしよう。どうしよう。。。」

KとMはうー怖ぇーとか言いながら能天気。

ワタシは皆が怖がってパニックになったらイカンと思い、

何も言わず右にK左にYを挟んで歩き始めました。

私達に手をのばしてきたり、何か笑うように見ていたり。

あまりにも怖くて下を向いてたらKの隣にもう一個脚が。。。
「つ、つ、ついてきてる・・・・」

ワタシはどうしていいのか分からずとにかく心の中で
「ゴメンナサイ。ゴメンナサイ。あなた達の居場所をもう邪魔しません。
ゴメンナサイ。」

と謝ってました。

やっと道をぬけ振り返るともう何もいない。
持参した塩をみんなにまき、車にもまき、
みんなで手をあわせお祈りし帰りました。

今思うと彼ら達はワタシ達をついれて行こうとしてたのかも。

そして屋上にいた女の子・・・ あの子がワタシにこの先入ったらダメよと
警告してくれたのかもしれません。

何も知らずあの病院に入ってたら・・・
余談ではありますが、KとYがあまりにも能天気だったので
頭きて車に戻ってすぐ上に書いた事話ました。

その時の奴らの顔をワタシは忘れないぞ(笑)。

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